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IFRSに関するお知らせ

IFRS第9号「金融商品」をめぐる欧州の動向

[掲載日]
2009年11月24日

委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。

日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。

これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。

無断で使用した場合は、然るべき法的対応を取ることがありますので、ご注意ください。

同意する

IASBは11月12日に、IFRS第9号「金融商品」を公表し、2009年末に終了する事業年度からの早期適用を認めましたが、欧州委員会(EC)はIFRS第9号についてさらに検討を要するとし、承認(エンドースメント)を先送りにすることといたしました。従いまして、欧州企業は、引き続き従前のIAS第39号を適用しなければならないことになります。

ECの会計規制委員会(ARC)は、11月11日にIAS第39号改訂の第1部に関する議論を行い、その結論の要約を公表しております。それによりますと、公開草案よりは改善がみられるという点については共有されているものの、早期適用のための承認をすべきかどうかについては賛否両論あるとされています。

ECによるIFRS承認のための技術的な助言を与える役割を担う欧州財務報告アドバイザリーグループ(EFRAG)は、11月2日に助言案を公表し、13日まで意見募集を行っていましたが、12日に「IASBのプロジェクトによる成果物を検討するには、さらに時間が必要」として助言の提示を延期することを発表しました。

IASBは、この間のIASCF及びIASBとECとの書簡のやり取りを公表しております。

詳細につきましては、以下のウェブサイトをご覧ください。

IFRS第9号「金融商品」の公表
EC会計規制委員会
EFRAGによる助言延期の公表

IASCF及びIASBとECとの書簡

ECにおける承認プロセス(エンドースメント・メカニズム「欧州におけるIFRSの採用」)

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