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IFRSに関するお知らせ

米国SECのIFRSに関するスタッフレポートの公表への回答

[掲載日]
2012年07月17日

委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。

日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。

これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。

無断で使用した場合は、然るべき法的対応を取ることがありますので、ご注意ください。

同意する

IFRS財団評議員会は2012年7月15日に、SECスタッフによって開発された作業計画の最終要素を表すスタッフレポートの公表に留意しています。2010年に始まった作業計画は、IFRSを米国の財務報告制度へ組込むかどうか、及びその方法の決定にあたり、委員会に役立つことを意図しています。

 

そのレポートの公表へのコメントとして、ミシェル・プラダ評議員会議長は次のように述べました。

 「評議員会は、米国内におけるIFRSの可能性のある最善の使用に関する最終のSECのスタッフレポートの公表に留意します。本レポートは、米国のような経済大国がIFRSへの移行時に直面する多くの課題を繰り返し述べていますが、その課題は、他国がIFRSへの移行完了時に首尾よく克服したものです。

 

評議員会はレポートを詳細に注意深く研究し、必要に応じて更なるステップを踏むでしょう。我々の最初の評価は、発見事項の多くが、今年のはじめに完了したモニタリング・ボードと評議員会のそれぞれのガバナンスと戦略レビューの結論と広範に首尾一貫しており、2012年に向けた作業計画で既に取り組んでいるというものです。

 

米国でのIFRSの組込みの方法と時期を決定するSECの権利を認識する一方で、我々はスタッフレポートがSECのために推奨する行動計画を伴っていないことを残念に思いますG20が繰り返し国際的な会計基準を要求することによって引き起こされたコンバージェンス・プログラムが達成されれば、明確な行動計画は歓迎されるでしょう。

 

米国と国際的な利害関係者の便益のために、評議員会は、国際的な会計基準への米国のコミットメントに関して引き続く不確実性をSECが解決することを期待しています。」

 

ハンス・フーガ―ホーストIASB議長は次のように述べました。

 「IFRSは既に国際基準として本格化しており、今やG20の3分の2以上の採用により、国際的な会計基準になる背景にある勢いは撤回できません。我々は単一セットの高品質の国際的な会計基準を達成するという我々のミッションに自信を持っており、世界中の投資家やIFRSの他の使用者に役立つように働き続けます。

 

我々は、組織にとって、極めて重要な瞬間にいます。IASBは新しい議題の作業を始めました。コンバージェンスの時代は終わりを迎えています。我々は国際的な基準設定へのより包括的なアプローチを提供するために制度上のインフラを改良しています。国際基準の将来の形成に参加する時が正に到来しています。」

 

詳細は、IASBのウェブサイトをご参照ください。

IASBのウェブサイト

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