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IFRSに関するお知らせ

IFRS財団モニタリング・ボード議長による2014年6月開催の会議報告

[掲載日]
2014年06月20日

委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。

日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。

これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。

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同意する

  2014年6月18日、IFRS財団を監督する責任を有するIFRS財団モニタリング・ボードは2014年6月13日にマドリッドで開催された会議報告を公表した。本会合では、モニタリング・ボードおよびIFRS財団のガバナンスと説明責任に関連する幅広い論点が議論された。

  新メンバーの選出に関して、モニタリング・ボードのガバナンス構造をより包括的にするため(特に新興市場国当局に向けて)、ボードは残り2つの常任議席について、他の候補者を検討すると議論した。これは2012年2月に公表された「IFRS 財団 ガバナンス改革に関する報告書」に準ずる。また、IOSCOとの協議で指定する2つの交代議席を選出する指名プロセスの進展についても議論した。

  合意されたメンバーシップ規定に基づく既存メンバーの定期レビューに関して、ボードは既存メンバーに対する最初の定期レビューにおいては、メンバーシップ規定に遵守しないメンバーはいないという結論を出した。定期レビューは3年毎に実施し、次回レビューは2016年に開始する。

  ボードは、「IFRS 財団 ガバナンス改革に関する報告書」の推奨される対応策を実行する努力を続ける。

  会議では、IFRS財団のガバナンスとコントロールの開発状況および全体的なリスク管理とコントロールプロセスおよび手続の有効性を確認するためにIFRS財団が実施した活動についても議論した。議論を通じて、ボードはIFRS財団による取組みの進展状況に注目し広く支持した。それでもなお、ボードは、IFRS財団が、いつでも、適切な法令順守規定を完全遵守されることを推奨し、IFRS財団がベストプラクティスを、透明性をもって継続的に実行する期待を表明した。ボードは、公益監督機能の遂行にあたってIFRS財団の活動を引き続きモニタリングする。さらに、会議では、欧州委員会により長期投資家と会計に関する議論が提起された。

 

  詳細はIASBウェブサイトをご参照ください。

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