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IFRSに関するお知らせ

IASBとFASB、コンバージェンスの達成に向けての共同声明を公表

[掲載日]
2010年06月09日

委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。

日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。

これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。

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同意する

IASBとFASBは、2010年6月2日、IFRSと米国基準の間の重要な改善とコンバージェンスの進展をもたらすと信じている課題とプロジェクトに焦点を絞った、主要なコンバージェンス・プロジェクトを優先させるという意思を公表しました。共同声明は以下の通りです。

2009年11月の共同声明で、IASBとFASBはIFRSsとUS GAAPを改善してコンバージェンスを達成するというコミットメントを再確認しました。両審議会はまた2011年6月が、プロジェクト毎に特定されたマイルストーンが記載され、2008年にアップデートされた2006年のMoUにおける主要なプロジェクトを完了する目標期日である事を確認して、その目標を達成するために、基準設定者の努力を強化する事を認識しました。

我々は、定期的に進捗状況を公表する事により、計画の透明性と説明責任を提供する事をコミットしました。2010年3月31日の我々の最初の報告書は、その時点までの進捗状況を公表して、特定の分野における基準の改善と、コンバージェンスに際して、我々が直面しているいくつかの課題を説明して、特定のプロジェクトにおけるマイルストーンターゲットに関する変更を報告しました。

2010年3月のプログレス・レポートで述べたように、我々は多くのプロジェクトについての効果的でグローバルな利害関係者の関与を求める事の課題を認識しています。3月のプログレス・レポートの公表以来、利害関係者たちは今年の第2四半期に公表が予定されている多くの主要な公開草案に対して、高品質なインプットを提供する能力に関しての懸念を表明してきました。

IASBとFASBは、これらの懸念を考慮に入れて、修正された戦略を策定中であり、それは以下の通りです。

• IFRSと米国基準の間の重要な改善とコンバージェンスをもたらすと我々が信じる、より焦点を絞ったMoUの中の主要な課題とプロジェクトを優先させる。
• 基準の品質にとって非常に重要であるデュープロセスに、広範囲で有効な利害関係者の参加を可能とするために、公開草案と関連したコンサルテーション(公開の円卓会議等)の公表を調整する。
• 発効日及び経過規定の方法に関する利害関係者のインプットを求める別個のコンサルテーション・ドキュメントを公表する。

修正された戦略は、MoUに含まれていない他のコンバージェンスが緊急に必要とされている課題と同様に、当初のMoUで識別された多くのプロジェクトに関して2011年6月の目標期日を保持しています。いくつかのプロジェクトの目標期日は2011年後期に延期されました。公開草案に対して受領したコメントの性質により、必要な再審議の範囲及び高品質でコンバージェンスされた基準に到達するためのスケジュールが決まるでしょう。

両審議会は改訂された作業計画を含んだプログレス・レポートを近々公表予定です。

詳細はIASBのウェブサイトをご参照ください。 
IASBのウェブサイト

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