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IFRSに関するお知らせ

IASB、公正価値測定の開示要求の改善を提案

[掲載日]
2010年07月01日

委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。

日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。

これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。

無断で使用した場合は、然るべき法的対応を取ることがありますので、ご注意ください。

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IASBは、2010年6月29日、2009年5月に公表されたIASBの公開草案「公正価値測定」の一部を構成するレベル3公正価値測定に関する開示の提案をより拡充するための公開草案を、コメント募集のため公表しました。

当初の公開草案において、IASBは公正価値測定のために使用されるインプットを観察可能か観察不能な市場データに分類する、3つのレベルの公正価値ヒエラルキーを提案しました。このヒエラルキーによれば、「レベル3のインプット」は、市場データが入手可能ではない資産もしくは負債の公正価値測定に使用される観察不能なインプットです。

受領したコメントに対応して、レベル3における公正価値測定に使用される観察不能なインプット間の相互依存性を反映するために、測定の不確実性についての分析の開示を要求する事により、最初の提案を拡充することをIASBは提案しています。財務諸表の利用者はこの情報により、異なる観察不能なインプットの使用が公正価値測定に及ぼす影響を評価することが出来るとコメントしました。

公開草案「公正価値測定のための測定の不確実性の分析の開示」のコメント期限は、2010年9月7日となっております。

FASBは、公開草案「米国会計基準とIFRSにおける共通の公正価値測定と開示規定のための修正」で提案を公表しております。両審議会は、公正価値測定に関する審議を継続中であるので、公開草案に対して受領したコメントを共同して検討します。

詳細はASBJ及びIASBのウェブサイトをご覧ください。
ASBJのウェブサイト
IASBのウェブサイト

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