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IFRSに関するお知らせ

IASB、採掘活動に関するディスカッション・ペーパーを公表

[掲載日]
2010年04月08日

委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。

日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。

これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。

無断で使用した場合は、然るべき法的対応を取ることがありますので、ご注意ください。

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IASBは、2010年4月6日、採掘活動に関する将来のIFRSに関する国際的調査プロジェクトの結果を、ディスカッション・ペーパーの形で公表しました。 オーストラリア、カナダ、ノルウェー及び南アフリカの会計基準設定主体のメンバーにより構成されている研究チームは、採掘活動に関する会計基準の可能なアプローチを認識するために、広範囲の利害関係者と分析・協議を行ってきました。ディスカッション・ペーパーに対して受領した回答を考慮した後、審議会はこのプロジェクトをアクティブ・アジェンダに加えるかどうかを決定する予定です。

採掘活動とは、企業による鉱物、石油や天然ガスの探査や採掘を意味しています。企業には、採掘産業の分野において、採掘活動を行う際に直面する不確実性からくる非常に特殊な課題(例:発見の可能性のある数量や資源にアクセスして採掘するコストの査定)が生じております。

現在の基準であるIFRS第6号「鉱物資源の探査及び評価」は、この研究プロジェクトの完成が未了であるため、2004年に暫定的な基準として公表されました。 IFRS第6号は鉱物もしくは、石油及びガス資源の開発及び産出の会計を具体的に取り扱っておらず、また財務諸表の利用者の採掘活動に伴うリスクの性質と範囲を評価するのに役立つ具体的な開示要求も含んでおりません。これらに関するガイダンスの欠如から、採掘活動に従事する企業の会計処理と開示の実務は、業界ごと、法域ごと、企業の規模ごとにより異なってきました。

このディスカッション・ペーパーは、採掘活動に関する将来の基準がこれらの問題をどのように取り扱って、財務諸表の目的適合性と比較可能性を向上するかについて議論しています。 

ディスカッション・ペーパー「採掘活動」のコメント期限は2010年7月30日です。

詳細はASBJ及びIASBのウェブサイトをご覧下さい。
ASBJのウェブサイト
IASBのウェブサイト

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