都会で星を見る。
数年前、専業農家である親戚に夏休みに行ったとき、自分で農業をやりたいと、農作業を教わりに来ていた天文学の博士に会った。この方は毎夜、双眼鏡で星を見ていた。そこは群馬県の農業地帯なので、空気も綺麗で肉眼でも星が瞬いているのが見える。双眼鏡で見るとどのように見えるのかと思い、覗かせて貰った。すると驚いたことに、一面星が煌びやかに輝いている。肉眼の数倍は見える。次の日、早速高崎市に行き、双眼鏡を買って来て星を見始めた。先生が居るので、いろいろ星座のこと星のことなど教えて貰った。そのとき、休みが終わると都会では星が見えないのでダメですねと言う話をすると、先生は、都会でも十分星が見られます、ネオンなどの照明が少ない住宅地で晴れた夜空なら綺麗な星が見られますよと教えてくれた。
その後も家で星を時々見ている。星空は冬の方が綺麗に見えるように思う。どうやら冬の方が空気中の水蒸気なども少なく空気が澄んで居るためのようだ。
今は11月、21時頃、オリオン座が東の空に見える。オリオン座の明るい星にはリゲルとペテルギウスがある。肉眼で探すには東の空にこの二つを探すと判りやすい。オリオン座よりも天頂近くには牡牛座のアルデバランが輝いている。アルデバラン(牡牛座)の上の方にきらきら輝く小さな星の塊がある。これがスバル、M45散会星団・プレアデス星団だ。このあたりまで見ることが出来ると、季節毎の星座の動きを知りたくなり、天文雑誌などを買ってしまう。今年は、11月18日の夜明けに、しし座流星群が極大になり(東の空)、12月14日から15日頃はふたご座流星群が極大に(宵の頃から夜半東の空)、12月22日頃はこぐま座流星群がピークを迎える(北の空22時頃と予想されている)、というように、流星群がよく見られる年のようだ。惑星では夕暮れ時に西の空に木星が輝いている。年明けには火星も見えてくる。これからの冬の星空を、防寒にはくれぐれも注意して見てみたいと思っている。
星空に興味のある方は、国立天文台のHP ( http://www.nao.ac.jp/hoshizora/index.html ) などをお勧めする。
その後も家で星を時々見ている。星空は冬の方が綺麗に見えるように思う。どうやら冬の方が空気中の水蒸気なども少なく空気が澄んで居るためのようだ。
今は11月、21時頃、オリオン座が東の空に見える。オリオン座の明るい星にはリゲルとペテルギウスがある。肉眼で探すには東の空にこの二つを探すと判りやすい。オリオン座よりも天頂近くには牡牛座のアルデバランが輝いている。アルデバラン(牡牛座)の上の方にきらきら輝く小さな星の塊がある。これがスバル、M45散会星団・プレアデス星団だ。このあたりまで見ることが出来ると、季節毎の星座の動きを知りたくなり、天文雑誌などを買ってしまう。今年は、11月18日の夜明けに、しし座流星群が極大になり(東の空)、12月14日から15日頃はふたご座流星群が極大に(宵の頃から夜半東の空)、12月22日頃はこぐま座流星群がピークを迎える(北の空22時頃と予想されている)、というように、流星群がよく見られる年のようだ。惑星では夕暮れ時に西の空に木星が輝いている。年明けには火星も見えてくる。これからの冬の星空を、防寒にはくれぐれも注意して見てみたいと思っている。
星空に興味のある方は、国立天文台のHP ( http://www.nao.ac.jp/hoshizora/index.html ) などをお勧めする。
広報委員会委員 酒井 健一
(2009.11.16データ更新)
(2009.11.16データ更新)