補習所の今
初めてコーヒーブレイクに執筆させていただきます。
先日、東京実務補習所の講義を行いました。(補習所は試験合格後のインターン期間の夜間を中心に開催されており、修了しなければ公認会計士にはなれません。)そこで感じたことを書かせていただきます。
今年度は法改正後の最初の合格者1000名程が入所し、内容・形式も大きく変わりました。合格者数が増えてきたため複数会場で開催され、受講生はスーツ着用、着席位置が決められています。基本スケジュールは3年間、内容はテーマ毎に会計、監査、開示等という横断的な構成になりました。参加型の形式(ディスカッション、ケーススタディ、演習)も行っています。(講師としては質、量ともに増えた講義(2時間半程度)を複数コマこなし、準備はもちろん、考査の採点も大量に行うため、実は非常にキツイです。)
そして何より、会計士業界を取り巻く環境が大きく変わり、補習生たちは日常の激務の中で実務補習や補習所終了試験もこなさなければなりません。補習所の後、飲み会ではなく事務所に戻るケースが昔よりも増えたようです。
会計士業界の明るい未来のため、日本経済を支えるためにも、彼らの今後の活躍はとても重要となるはずです。頑張れ!補習生! 広報委員会 本橋 広行
(2007.6.13データ更新)
(2007.6.13データ更新)