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前回、料理のことを書いたら思いのほかウケが良かったので

 前回、料理のことを書いたら思いのほかウケが良かったので、また書いてみようと思います。まあ旬の素材を美味しくいただくのが趣味でして、今回は夏野菜でゴーヤ。ビタミンCが豊富で、カロチン、ビタミンB1に各種ミネラルと健康サプリメントみたいな野菜ですね。ゴーヤチャンプルとか熱を加えた調理もイイのですが、最近開発して家人にも好評のレシピを披露しましょう。

 ゴーヤを買ってきて包丁で二つに割ってスプーンで中の種は捨て、スライサーで薄く(薄いほどGOOD!)スライス。ボールに入れて塩ふって揉んで5分ほど放置。そこに水を入れてさらしてからザルで水を切って準備完了。次はポイントの青唐辛子、これは細かく刻むだけ(できるだけ細かく)。お次は、これも最近スーパーで安く売ってる惣菜の中華くらげ、これはざっくり刻む。できたら全部まぜて、上からノンオイルの市販のドレッシング(いろいろ試したが「青しそ」がオススメ)をざーっとかけて混ぜ混ぜして、はい出来上がり。

 ゴーヤの苦味、青唐辛子の辛味、中華くらげの甘み、ドレッシングの酸味が交じり合った不思議な味になるんですが、これがイケル!お試しあれ。しかし・・・。これが美味しい人はちょっと注意なのかもしれませんよ。東洋の神秘では特定の味と内臓は深く結びついていて、内臓がよろしくない状態になると、その味が恋しくなるといいます。で、その味の食べ物を食べるのがよろしいと・・・。

 中国では陰陽五行説、インドだとアユルヴェーダなんですが、全く同じ主張をしているのが驚きです。つまり酸味は肝臓、苦味は心臓、甘味は脾臓膵臓、辛味は肺、塩味は腎臓(アユルヴェーダでは更に渋味-大腸が加わる)なんだそうで、この苦辛甘酸っぱのレシピがこんなに美味いとは・・・かなりヘタレ内臓??これは食欲の秋に向けて摂生しなければならんなと思う今日この頃なのでした。

 

広報委員会 原口 清治
(2006.9.11データ更新)