会計人の世界では、GWは3月決算の法人の決算・・・
「潮干狩りに出掛けよう!」と横浜の八景島の近くの「海の公園」を目指し、家族で早起きをして出発したが、高速道路は事故や混雑で大渋滞、一般道は全然進まずで、目的地を二転三転して、午後1時にたどり着いた先が、葉山の御用邸がある「一色海岸」であった。
腹ごしらえを終え、いよいよ潮干狩りをするぞ!と浜辺を掘り返すが、何も出てこない。「岩場近くの砂地には貝が多い」と雑誌で読んだことを思い出し、場所を移動してみるがやっぱり居ない。浜辺には貝がいるというのは素人の考えで、どこの浜にもアサリが居るわけではない。しかし、3歳児にとっては、自然の中の大きなお砂場はそれだけで楽しい。嬉しそうに次々と穴をあけていると、女性の親子が近づいて来てカニをくれた。浜辺の端っこには岩場があり、石を退かすと採れると教えてくれた。早速、岩場に行き、石を退けると小さなカニたちの姿が現れた。ヤドカリや小さなウニもいた。童心に戻り、怪我の痛みも忘れ、次々と石を退かしてカニ取りを楽しんだ。息子はカニよりも石に興味があるらしく、しきりに石を叩いて喜んでいた。また、石をつかんでは海に向かって投げていた。水辺を見ると石を投げたくなるのは人間の本能なのかもしれない。高所恐怖症の妻はビデオカメラを片手に、岩場のてっぺんに登って息子を追いかけていた。太陽の下は不思議なことがいっぱいである。
GWに出掛け慣れていないので、渋滞に巻き込まれて戸惑ってしまったが、結果オーライの楽しい休日となった。GWは八景島や城ヶ島方面は大渋滞になるようだが、夏の海水浴シーズンには大渋滞を巻き起こす葉山周辺の海岸は割りと空いているようだった。GWに出掛け慣れていない会計人は覚えておくと良いかも知れない。
広報委員会副委員長 吉井 敏昭
(2006.5.16データ更新)