専門情報

米国財務会計基準審議会(FASB)基準書の翻訳完了について(お知らせ)

掲載日
2007年01月15日
号数
156号
 日本公認会計士協会 国際委員会

国際委員会では、従来より米国財務会計基準審議会(FASB)基準書等を翻訳し紹介しておりますが、このたび、下記の基準書の翻訳作業が完了しましたので、お知らせいたします。翻訳文全文の閲覧又は入手方法につきましては、下記をご参照くださいますようお願いいたします。


FASB基準書第156号
「金融資産のサービスに関する会計処理 」
原題:Accounting for Servicing of Financial Assets -an amendment of FASB statements No.140-
原文公表:2006年3月、 FASB公表

[ 概 略 ]

本基準書は、別個に認識したサービス資産及びサービス負債に関する会計処理について、 FASB基準書第140号「金融商品の譲渡及びサービス業務並びに負債の消滅に関する会計処理」を改訂している。本基準書は、実務上可能な場合には、全ての別個に認識したサービス資産及びサービス負債を、当初公正価値により測定するよう要求している。本基準書は、別個に認識したサービス資産及びサービス負債を、公正価値による事後測定を容認しているが、要求してはいない。サービス資産及びサービス負債のサービスに内在するリスクを緩和するためにデリバティブ商品を使用する事業体は、当該デリバティブ商品を公正価値により会計処理することを要求される。本基準書のもとで、事業体は別個に認識したサービス資産及びサービス負債を会計処理するために、事後に公正価値測定を選択することができる。本基準書は、同一期間においてサービス資産及びサービス負債並びにデリバティブ商品の公正価値の変動を潜在的に相殺する損益計算書認識を容認するため、当該オプションを選択することにより、事業体はその会計処理を簡素化することができよう。
事業体は、 2006年9月15日後に開始する最初の会計年度の期首現在で本基準書を採用すべきである。当該会計年度のいずれの中間期間についての中間財務諸表を含み、事業体がまだ財務諸表を発行していない限り、事業体の会計年度の期首現在における早期適用は容認される。本基準書の発効日は、事業体が本基準書の要求を採用する日である。


上記の翻訳の入手方法は以下のとおりです。
 
1.閲覧の場合: 
※当協会図書資料室(公認会計士会館1階、電話:03-3515-1133)までお越しください。(会員・準会員以外の方は、身分証明書をご持参ください。) 

2.郵送ご希望の場合:
  ※費用につきましては、コピー代(20円/1枚)+送料実費・手数料(1基準書につき800円)をご負担いただきます。 
※ご注文の際は、下記の注文書をダウンロードしていただき、郵便番号、住所、氏名、電話・FAX番号、注文品名、数量等を明記の上、下記までFAXにてお申し込みください。
 
注文書はこちら→注文書 
株式会社 大和メディアクリエイティブ(外部委託先)
FAX 03-3269-6383 

ページトップへ