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専門情報

国際監査基準(ISA)の翻訳完了について(お知らせ)

[掲載日]
2012年06月19日

日本公認会計士協会 国 際 委 員 会

 国際委員会では、国際会計士連盟(IFAC)の国際監査・保証基準審議会(IAASB)から公表された国際監査基準(ISA)等の翻訳を行っており、このたび、下記の基準の翻訳作業が完了いたしましたので、お知らせします。

 なお、正文はあくまでも英文(IFACのウェブサイト(http://www.ifac.org)から入手可能です。)であることにご留意ください。

 

 

1.国際監査基準第710号「比較情報―対応数値と比較財務諸表」

原題:ISA 710 "Comparative Information—Corresponding Figures and Comparative Financial Statements"

原文公表:2009年4月

 

[概 略]

 本国際監査基準は、財務諸表監査における比較情報に関する監査人の責任を扱っている。前年度の財務諸表が、前任監査人によって監査されていたか、又は監査されなかった場合、期首残高に関するISA510の要求事項と指針も適用される。

 監査人の目的は、以下である。

(a) 財務諸表に含まれる比較情報が、適用される財務報告の枠組みにおける比較情報に対する要求事項に従って、すべての重要な点において表示されているかどうかについて、十分かつ適切な監査証拠を入手すること

(b) 監査人の報告責任に従って報告すること

 本ISAは、2009年12月15日以後開始する期間の財務諸表監査に対して発効する。

 

2.国際監査基準第720号「監査済み財務諸表を含む書類におけるその他の情報に関連する監査人の責任」

原題:ISA 720 "The Auditor’s Responsibilities Relating to Other Information in Documents Containing Audited Financial Statements"

原文公表:2009年4月

 

[概 略]

 本国際監査基準は、監査済財務諸表及びそれに対する監査報告書を含む書類上のその他の情報に関連する監査人の責任を扱っている。業務の特定の状況で他の要求事項がない限り、監査意見はその他の情報を対象にしておらず、監査人は、その他の情報が適切に記載されているかどうかを判断する特定の責任を負わない。また一方、監査済財務諸表の信頼性は、当該財務諸表とその他の情報の間に存在する重要な相違によって損なわれることがあるので、監査人は、その他の情報を通読する。

 監査人の目的は、監査済財務諸表及びそれに対する監査報告書を含む書類が、当該財務諸表と監査報告書の信頼性を損なう可能性のあるその他の情報を含んでいる場合に、適切に対応することである。

 本ISAは、2009年12月15日以後開始する期間の財務諸表監査に対して発効する。

 

以  上

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