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国際監査基準(ISA)等の翻訳完了について(お知らせ)−国際監査基準710「比較情報」−

掲載日
2004年09月29日
 日本公認会計士協会 国際委員会
 国際委員会では、国際会計士連盟(IFAC)の国際監査・保証基準審議会(IAASB)から公表された国際監査基準(ISA)及び国際監査実務ステートメント(IAPS)等の翻訳を行っており、このたび、下記の基準の翻訳作業が完了いたしましたので、お知らせいたします。
 なお、正文はあくまでも英文(IFACのWebサイト(http://www.ifac.org)から入手可能です。)であることにご留意ください。

国際監査基準710「比較情報」
原題:ISA710"Comparatives"
2003年12月Conformed

[概 略]
 本ISAの目的は、比較情報に関する監査人の責任について基準を確立することにある。「対応数値」、「比較財務諸表」に分け、それぞれについて指針を提供している。ISA710は1997年7月1日以降発行又は再発行された監査報告書に関して有効であるが、監査リスク基準* の設定により、対応する部分の修正が生じ、これらの修正は2004年12月15日以降に開始する期間の財務諸表に係る監査に対し発効する。

* ISA315 “事業体とその環境の理解及び重要な虚偽表示リスクの評価”、ISA330“評価されたリスクに対応する監査人の手続”、ISA500(改訂)“監査証拠”からなる監査リスク基準(2003年10月承認)。
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