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電子的監査証拠 (カナダ勅許会計士協会著・日本公認会計士協会訳)

編集:日本公認会計士協会
発行所:第一法規
出版社・発売所:第一法規

刊行日:2007/12/15
定価:2,730円(税込)

「電子帳簿保存法」、「e-文書法」と、わが国会計環境における「電子化」のための制度が整備されてきています。これによって、会計帳簿の電子化、その原始証憑などの電子化を容認することを通じて、企業等における会計処理環境、内部統制環境、会計監査環境について、紙を基礎とした従来の取り扱いや考え方からの変革の検討がせまられています。
 
本書は、電子化された会計環境、監査環境において検討すべき内容が、「監査証拠」の視点でまとめられた、カナダ勅許会計士協会(CICA)の原著「Electronic Audit Evidence」の完訳です。
 
本書の主なテーマを紹介すると、下記のようになっています。
・電子的監査証拠の定義と特徴
・監査証拠として使われる文書への統合システムの影響
・電子的監査証拠による監査の意義
・電子的監査証拠の信頼性に関するコントロール
・電子的署名とセキュリティ技術
・コンピュータ利用監査技法とツール
・保証基準に関する結論
・電子文書の法律的側面
 
本書で取り上げている電子化された監査証拠に係る検討テーマは、監査証拠に本来関わることとなる監査人の検討点であると同時に、言わば監査証拠の作り手となる企業等での検討点をももたらすものであり、企業等の会計担当者等にも意義ある構成となっています。
わが国では会計帳簿等の電子化に関する法令等の解説書や実務書は、多く著されていますが、これらの会計監査の理論的検討に関する類書は少ないようです。本書は、このような検討を目的とする読者の方々にも、有用なものとなっています。

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