ページの先頭です
ページ内を移動するためのリンクです
サイト内移動メニューへジャンプ
本文へジャンプ
フッターメニューへジャンプ
ここからサイト内移動メニューです
サイト内移動メニューをスキップしてサイトの現在地表示へジャンプ

活躍する女性会計士たち

北山 久恵さん(あずさ監査法人 理事)

Q. 公認会計士を目指した経緯を教えてください

男女雇用機会均等法施行前で、大学卒女性の就職先があまりない時代でしたので、何か資格を取得したいと思っていたところ、父が公認会計士という職業を紹介してくれました。当時、まだ女性会計士の比率は1%もなかったですが、男女関係なく専門職として能力を発揮でき、これから女性が活躍できる職業だと思いました。

Q. 受験期間中の思い出を教えてください

漠然と公認会計士試験の勉強を始めたので、はじめは、昼間は大学に行って友人と遊び、夜・日曜日は専門学校で勉強と、のんびりと過ごしていたのですが、これでは試験に合格しないなと思い、最後は、猛勉強したと思います。当時は、まず基本書を読んで、それから試験委員対策で、試験委員の本と専門学校のレジュメで補強し、受験仲間と教えあったり、意見交換したり、アカデミックな感じで、楽しかったです。

Q. 公認会計士試験合格後の略歴を教えてください

1982年、公認会計士2次試験に合格し、朝日監査法人(現:あずさ監査法人)に入社、1986年:公認会計士登録、1991年:マネジャー、1995年シニアマネジャー、1999年:アソシエイトパートナー、2006年:パートナー、2013年:理事に就任しました。大手上場会社の監査業務を中心に、上場支援、財務調査等のアドバイザリー業務も行っています。 1987年、日本公認会計士協会近畿会の女性会計士委員会創設メンバーとして協会活動をスタートし、幹事として女性会計士委員会委員長、監査会計委員会委員長等を担当し、現在は、本部理事、近畿会副会長を務めています。その他、大阪府男女共同参画推進財団理事、大阪府財産評価審査員委員、大阪市公営企業審議会委員、日本監査研究学会理事等も歴任しています。

Q. 現在の仕事内容について教えてください

大手上場会社の監査責任者として監査を中心に業務を行っています。あずさ監査法人の常務執行理事として、ダイバーシティの推進に取り組んでいます。また、日本公認会計士協会の本部理事、近畿会副会長として、広報、女性会計士委員会、研修・CPE、社会公会計委員会等を担当しており、女性の活躍推進や公認会計士の魅力のPR等をしています。

Q. 現在の仕事についてどのようにお感じになっていますか

監査上の難しい局面で、クライアントと十分に協議し、懸案事項等につき適切に対処し乗り切ったときに、自分たちの仕事が、企業や社会に影響を与えていることを意識し、やりがいを感じます。事業再構築で多額の損失処理をした後に会社の業績が回復したとき、秘密裡で進めてきたM&Aが成功し新聞の一面に出たとき等、会計士として醍醐味を感じます。しかし、日々の現場でも、債権管理や在庫管理、関係会社管理等について、自分の指摘や助言が会社にとって有用だったと言ってもらえると、会計士として嬉しくなります。会計士は、いろんな業種の会社のいろんな場所で、経営者や会社担当者からのヒアリング等を通じて多くの経験を積み知識を修得し、それを活かして他社でも助言し指導することができ、感謝してもらえる、毎日、新たな事象が起こり、「未知との遭遇」でエキサイティングで、すばらしい職業だと思います。 

Q. 差支えない範囲内で家族構成を教えてください

独身です。母と一緒に暮らしています。 近所に妹の家族がおり、姪・甥たちがよく遊びに来ます。

Q. 仕事を行う上で心がけていることを教えてください

・ ワクワク・ドキドキできる「本気」になれる場所を持つ! ・自分の可能性を信じて、チャレンジし続け、昨日よりは少しでも成長する。そのための努力は惜しまない。あきらめない。 ・人間関係を大切に、誠実に対応する。

Q. 会計・監査の知識が現在の業務にどのように活かされているか教えてください

会計・監査の知識は、監査業務を行う上で基本です。現在、経済環境や取引が複雑になってきており、監査では、単に会計基準を知っているだけでなく、本質を理解する力や推察力も必要です。監査業務は、ビジネス・取引・業務プロセスの理解や評価等を通じて、リスク評価を行い対応手続を実施し、最終判断をしていくので、そこから得られた専門的知識や経験は、会社や業種が異なっても、監査だけでなく、アドバイザリーをする際にも、活用できます。

Q. キャリアビジョンを教えてください。また、キャリアを実現するための課題があれば教えてください

公認会計士は、以下の点で、理想的なキャリアを実現できると思っています。 ・自由である:社会から必要と思われる人になっていれば、働く場所や働き方は自分で選べる。 ・選択肢がある:自分でキャリア・生き方を選択できる。 ・オーダーメイドのロールモデルになれる:自分らしい生き方で、オーダーメイドの人生を創り、自らがロールモデルになれる。 今後、私がやっていきたいことは、 ・仕事のやりがいや魅力を若い人に伝えていきたい。働きやすい職場環境の整備を促進していきたい。Give Back! 後進の育成に努めたい。 ・自分のブランドを築く=複数のタグをもつ。あずさ監査法人の北山ではなく、個人の北山久恵としてのブランドを創っていきたい。 ・変化は、成長の機会と思って、チャレンジし続けたい。 真のプロフェッショナルとして信頼される会計士になれるよう、魅力的な人間になれるよう、自分磨きに日々努めたいと思います。

Q. ワークライフバランス実現に向けて、工夫されていることはありますか

仕事とプライベートは、メリハリをつけて、平日は仕事、休日は趣味の旅行とグルメ等で、ストレスは翌週には持ち越さないようにしています。 いい仕事をするためには、オフも充実させて、ワークライフバランスを保つことが重要です。

Q. 疲れた時の、「自分へのご褒美」はどんなものですか

旅行とグルメです。年に最低1回は、10日位の長期休暇をとって、家族と海外旅行しています。有名な観光地はほとんど行きました。エジプトやトルコもお気に入りで3回も行っています。昨年はクロアチアに行きました。また、毎月、温泉等の国内旅行にも行きます。さらに、ほぼ毎週末、観劇・コンサートや美術館めぐりをしたり、美味しいものを食べて、おしゃべりをして、リフレッシュし、気分転換しています!

Q. あなた自身がロールモデルとしている人はいますか

尊敬する女性会計士のパイオニアの先輩たちはおられます。しかし、環境や制度も時代とともに大きく変わってきていますし、価値観や考え方も個々に異なります。という意味で、それぞれが、自分らしい生き方で、オーダーメイドの人生を創り、自らがロールモデルになれると思います。

Q. 最近興味のあるトピックを教えてください(会計士業界以外のトピックでも可)

・働き方改革、Change, or Die! (今、変わらなければ、生き残れない) ・自分で自分をプロデュースする「魅力人」を目指す。

Q. 1か月間休暇が取れるとしたら、何をしたいですか

スイスの美しい山々を眺めながら、のんびりトレッキング!

Q. 公認会計士試験志望者へのメッセージをお願いします

公認会計士は、日本経済の健全な発展のために、監査だけでなく、アドバイザリー、税務、さらに、組織内会計士や社外役員などとして、様々な局面で重要な役割を果たし幅広く活躍しています。また、企業、学校法人、地方公共団体、公益法人等、監査の領域も拡大しており、国際化に伴い海外で活躍する場も増加しています。やりがいがあり、すばらしい職業です。是非、会計士試験に合格して、一緒に仕事しましょう。

Q. 女性会計士へのメッセージをお願いします

公認会計士は、やりがいをもって業務を遂行し、キャリアを築くことができる職業です。 自分でキャリアや生き方も選択でき、自分らしい生き方で、オーダーメイドの人生を創っていきましょう。